“上記”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うえつふみ50.0%
ウヘツブミ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治初年に大分縣の某といふ山師が神代文字で記した『上記うえつふみ』といふものを發見して、其れを飜譯したのだと稱して、時の有名なる新聞記者岸田吟香氏を欺き出版せしめたことがある。
此時ふと上記ウヘツブミに使用した神代文字も此文字でなかつたかと想ひ、調べて見ると果して其通りである。
天津教古文書の批判 (旧字旧仮名) / 狩野亨吉(著)