“三刻”の読み方と例文
読み方割合
みとき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祝言のある夕方の六ツ半までには、あとわずか三刻みとき。盃のすまねえうちになんとか埓をあけなくちゃならねえンだから、こんなところでマゴマゴしちゃいられねえ。
顎十郎捕物帳:20 金鳳釵 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「銭形の、引揚げようか。約束の夜明けにはまだ三刻みときもあるが、俺はここに用事がねえよ」