“万石”のいろいろな読み方と例文
旧字:萬石
読み方割合
まんごく80.0%
まんせき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭という名はよいけれども、何回も唐箕とうみ万石まんごくを通して、最後にふるいの上になる屑籾のことなのである。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
万石まんごく積んでも肌一つ見せねえというんで、江戸ッ児にゃ気に入らねえお振舞いをなすったんですよ。
親王は金冊金宝きんさつきんほうを授けられ、歳禄さいろく万石まんせき、府には官属を置き、護衛の甲士こうしすくなき者は三千人、多き者は一万九千人に至り、冕服べんぷく車旗しゃき邸第ていだいは、天子にくだること一等、公侯大臣も伏して而して拝謁す。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)