“一手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとて80.0%
いって16.0%
いつて4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飲まんと舌がもつれるというアル中患者だから止むを得んだろう……取調べの一手ひとてにソンナのが在りやせんか……アッハッハッ……。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
何しろ江戸中期この方、日本中の販路をほとんど阿波の国一手いってで引き受けていたのですから、如何に仕事が盛であったかが分ります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
大人おとな三人前さんにんまへ一手いつてひきうけて鼻唄はなうたまじつて退けるうでるもの、流石さすが眼鏡めがね老婆ひとをほめける。
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)