“一家族”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつかぞく50.0%
ひとかぞく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、この集會つどひをはると、十間近まぢかで、いよ/\弦月丸げんげつまる乘船のりくみ時刻じこくとはなつたので、濱島はまじま一家族いつかぞくと、わたくしとはおな馬車ばしやで、おほくひと見送みおくられながら波止塲はとばきたり、其邊そのへんある茶亭ちやてい休憇きうけいした
そのがけの半腹はんぷくに、まるいあなをうがって、一家族ひとかぞくのつばめは、をつくりました。そして、どもを、あなのなかみそだてていました。
南方物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)