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一場
ふりがな文庫
“一場”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いちじょう
84.6%
いちじよう
3.8%
いちぢやう
3.8%
いつぢやう
3.8%
ひとば
3.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちじょう
(逆引き)
帽子を
目深
(
まぶか
)
に、
外套
(
がいとう
)
の襟を立てて、
件
(
くだん
)
の紫の煙を吹きながら、目ばかり出したその清い目で、
一場
(
いちじょう
)
の光景を
屹
(
きっ
)
と
瞻
(
みまも
)
っていたことを。
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一場(いちじょう)の例文をもっと
(22作品)
見る
いちじよう
(逆引き)
故
(
ゆゑ
)
に彼の恋は青年を楽む
一場
(
いちじよう
)
の風流の
麗
(
うるはし
)
き夢に似たる
類
(
たぐひ
)
ならで、質はその
文
(
ぶん
)
に勝てるものなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
一場(いちじよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
いちぢやう
(逆引き)
唯
(
た
)
だその命名につきて
一場
(
いちぢやう
)
の奇談あり、迷信の
謗
(
そし
)
り
免
(
まぬ
)
かれずとも、事実なれば
記
(
しる
)
しおくべし。
母となる
(新字旧仮名)
/
福田英子
(著)
一場(いちぢやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いつぢやう
(逆引き)
親子
(
おやこ
)
若
(
もし
)
くは
夫婦
(
ふうふ
)
が
僅少
(
わづか
)
の
手内職
(
てないしよく
)
に
咽
(
むせ
)
ぶもつらき
細々
(
ほそ/\
)
の
煙
(
けむり
)
を立てゝ世が世であらばの
嘆
(
たん
)
を
発
(
はつ
)
し
候
(
そろ
)
は
旧時
(
きうじ
)
の作者が
一場
(
いつぢやう
)
のヤマとする所に
候
(
そろ
)
ひしも
今時
(
こんじ
)
は小説演劇を
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
一場(いつぢやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひとば
(逆引き)
僕はかういふ壮士芝居の中に「
大悪僧
(
だいあくそう
)
」とか云ふものを見、
一場
(
ひとば
)
々々の血なまぐささに夜も
碌々
(
ろくろく
)
眠られなかつた。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一場(ひとば)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一場”の意味
《名詞》
ある場所。
その場限りであること。
一席、一回。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“一場”で始まる語句
一場合
検索の候補
一場合
身世浮沈夢一場
一町場
一帳場
一丁場
一停車場
馬場鍈一
四場居百人一首
一切到処皆帰道場
“一場”のふりがなが多い著者
村井弦斎
尾崎紅葉
斎藤緑雨
牧野富太郎
吉川英治
江戸川乱歩
福沢諭吉
谷崎潤一郎
幸田露伴
北原白秋