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一分銀
ふりがな文庫
“一分銀”の読み方と例文
読み方
割合
いちぶぎん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちぶぎん
(逆引き)
すると、坊様は、折角、幸吉が丹念に拵えたものを
只
(
ただ
)
で貰うは気の毒、これを
彼児
(
あれ
)
へお小遣いにやって下さいと
一分銀
(
いちぶぎん
)
を包んで師匠へ渡しました。
幕末維新懐古談:17 猫と鼠のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
気が
急
(
せ
)
かれます故、新兵衞は
突然
(
いきなり
)
一分銀
(
いちぶぎん
)
を一掴みパラ/\と
撒付
(
まきつ
)
けますと、それ金が降って来たと、
餓虎
(
がこ
)
の肉を争う如く金を拾わんと争う間を駈抜けて文治の前へまいりまして
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一年余の間無益な往反をして、貞固の
盤纏
(
はんてん
)
は
僅
(
わずか
)
に
一分銀
(
いちぶぎん
)
一つを
剰
(
あま
)
していたのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
一分銀(いちぶぎん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“一分銀”の解説
一分銀(いちぶぎん)は、江戸時代末期に流通した銀貨の一種。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
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