“ルビィ”の漢字の書き方と例文
語句割合
紅玉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湖の小波さざなみが誘うように、雪なす足の指の、ぶるぶると震えるのが見えて、肩も袖も、その尾花になびく。……手につまさぐるのは、真紅のいばらの実で、そのつらな紅玉ルビィが、手首に珊瑚さんご珠数じゅずに見えた。
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)