“ユーモア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諧謔50.0%
飄逸25.0%
滑稽25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、手にした埃りっぽい譜本を示したが、その皮肉な諧謔ユーモアに、検事は釘づけられるような力を感じた。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
いかがです法水さん、機智ウイット飄逸ユーモアでは、あのドアは開けられんでしょうからな。それとも、熔鉄剤テルミットでしょうか。いやとにかく、貴方がああいう奇言を
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
なるほど、飄逸ユーモア戯喩ジョークは、一種の生理的洗滌せんできには違いないがね。しかし、感情のけ口のない人間にとると、それがまたとない危険なものになってしまうんだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
山の手ウエストエンドのエハガキ店頭の滑稽ユーモアは大体犬と猫とが独占している——。
ロンドン一九二九年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)