“メダル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
賞牌50.0%
徽章16.7%
16.7%
銅牌16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供のころ、私は、いまもなおカルタゴの賞牌メダルの銘のようにありありした、深い、長もちする線で記憶に刻みこまれているところのものを、大人のような力をもって感じたのにちがいないのだ。
勲章、賞牌しょうはい徽章メダル等が無造作に押し込んである。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
それが耳環にも腕環にも、胸に下げたメダルにも、べた一面に金銀の台へ、翡翠と金剛石とを嵌めこんでいる。中でも指環の金剛石なぞは、雀の卵程の大きさがあった。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
この鋏の槓力でも、女の錆びついた銅牌メダルが切れないのか。水夫よ! 汝の隱衣かくしの錢をかぞへて、無用の情熱を捨ててしまへ!
宿命 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)