“マンション”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
邸宅20.0%
館邸20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
マンションともいえるような宏壮な洋館をしめ、伊那の奥から引いてきたまさ葺の山家やまがにひきこもり、メンバという木の割籠わりごからかき餅をだし、それを下物さかなにして酒を飲みながら
西林図 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
邸宅マンションと呼ばれなければ承知しない彼らの家。それも交友のヴァン・アスタア夫人が「発見」してから、近所に土地家屋売買事務所ができて地代が暴騰したという郊外の一区域。
字で書いた漫画 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
けやき大引扉おおひきどは、眼もさめるような青林檎色のペンキを塗られ、ディッケンスの古いアメリカの絵にある、清教徒の郷土の館邸マンションのようなロマンチックな見かけになっていた。
我が家の楽園 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)