“フォーク”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肉叉53.3%
肉匙26.7%
肉刺20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さじ肉叉フォークもいらなければまた木で作ったそんなものもいらないということを、快活に述べ立てた。
胃が痛いので肉刀ナイフ肉匙フォーク人並ひとなみに動かしたようなものの、そのじつは肉も野菜も咽喉のどの奥へ詰め込んだ姿である。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
が、江戸ッ子のチャキチャキたる紅葉は泰然と澄ました顔をして、三人して食堂の卓を囲んだ。隣の卓では若い岡倉天心おかくらてんしんが外国人と相対さしむかいに肉刺フォークを動かしつつ巧みな英語をなめらかにあやつッていた。