“デリケート”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
微妙30.8%
繊細30.8%
繊弱15.4%
微細7.7%
敏感7.7%
纎弱7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも議論では尽くし難き微妙デリケートなる真理が十字架によって確立せられたのです。その真理とは、すなわち愛です。
指の爪のことまで繊細デリケートな気持ちを持っていられなかった人々が、感銘深くながめたという有様だった。
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
大束おほたばな事を言つて、お靜はソツと店中に眼を走らせました。近頃出來の店構へで何となく眞新らしい普請ふしんですが、その癖妙に陰氣で妙に手丈夫に出來ているのが、娘の繊弱デリケートな神經を壓迫します。
やがて、淫書の扉がひらくと、濛々もうもうとした紫煙のなかの客間サルーンから、現実の微細デリケートな享楽地帯が眼前にパノラマのようにあらわれた。
大阪万華鏡 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
私がすべての生命に対して特別に敏感デリケートな人間である事を証明し得る者がどこに居よう。
けむりを吐かぬ煙突 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
お前は到底とても此樣な纎弱デリケートなものには適しないといはれたことがあるが、何うしても其の人の人格は隱す譯にはゆかぬ。
彫刻家の見たる美人 (旧字旧仮名) / 荻原守衛(著)