“テクニック”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
技巧37.5%
小説手法25.0%
技術25.0%
才能12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素人衆アマチャーの義太夫は技巧テクニックが好い加減ですけれど、霊感的即興インスピレーションがありますから、案外聞けますよ。熱ですよ、要するに。
心のアンテナ (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
今日の小説手法テクニックから見れば、メロドラマ風の點が、多少鼻につくし、また當時にあつても、作者の處女作(——嚴密に云へば第二作)的な多少の生硬さが、眼についた。
さうとすれば彼等はこの他村のやらぬ緒紡ぎを生業として、その傍、人形も舞はした。そこへ百太夫が現はれて最も進んだ西宮の操の方法メトオド技術テクニックとを傳へて、彼等の人形舞はしに革命を與へた。
才能テクニックと身体を張り、一身代作って、勘当された親や身内を見返そうとしている、彼女もまた一匹の野狐。
野狐 (新字新仮名) / 田中英光(著)