“ヅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
語句割合
28.6%
28.6%
28.6%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其なら寧、句を隔てゝゐるが、「しゝじもの……あさりな。猪の子」と説けばよい。さう考へると、「をのこじもの」と幾分形が似て来るので、比喩とは遠ざかる。
唯一に素直に、心の底の美しさが匂ひ出たやうに、靜かな、美しい眼で、人々の感激する樣子を、驚いたやうに見まはして居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
あけ一時イツトキ 蝿の唸りのいちじるく、上をうづめ 黒々のぼる
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
『名の意はイカなり。は例のに通ふ助辞、は美称なり』(古事記伝)とあるごとく、厳之神、厳之霊といふ意に落付く語原であつた。
雷談義 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)