“チョーク”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白墨75.0%
白堊25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
テーブルの上にあったかばんに、白墨チョークのかけらや、はんけちや本や、みんないっしょに投げ込んで小わきにかかえ、さっき顔を出した窓から、プイッと外へ飛び出しました。
グスコーブドリの伝記 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「張った」と、ヘルマンは自分の切り札の裏に白墨チョークで何かしるしを書きながら言った。
カルクマンはドイツ語で「白堊チョークの人」という意味だ。これは分った。だが、「オプフェル」はなにを意味するのだろう? これこそ、現在の状態を解く鍵だ。
二人の間に置いてある火鉢ひばちの上へ白堊チョークの粉のついた手を差翳さしかざした。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)