“ストロー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
麦藁50.0%
吸管50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで、きっと貴方は、私がんだ檸檬水レモナーデ麦藁ストローから、石鹸シャボン玉が飛び出したとでも……。いいえ私は、麦藁ストローを束にして吸うのが習慣なのでございますわ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
何故なら伸子は、洋橙オレンジと云った後で、麦藁ストローを束にして檸檬水レモナーデむ——という言葉を吐いた。当然それには、鐘鳴器カリルロンに並んでいる鍵盤の列が、その印象に背景をなしていると思われた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
巴里へ行きますと、沢山ある珈琲店カフェーで、香り高い珈琲コーヒーのコップを前に控え、人々はひと息、息を入れています。珈琲の容器いれものが柄の付いた縦に細長いシークなコップで、それに吸管ストローをつけて来ます。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)