“ウォッカ”の漢字の書き方と例文
語句割合
火酒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらゆる種類の産地と年代のワインは元より、火酒ウォッカ椰子酒アラック、コニャック、ウイスキイ、ジン、ラム、テキラ——それに、Saki まであった。このサキというのは、酒のことだ。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
ところで、この酒を一杯けんじよう。これはこの地方で申す火酒ウォッカの一種であって、特別醸造じょうぞうになるもの、すこぶる美味びみじゃ。飲むときは、銀製の深いさかずきで呑めといわれている。
火酒ウォッカのように澄み切った空気のなかを、うそ寒い日光が白くそそいで、しっとりと去年からの塵埃ほこりをかぶった建物と、骨の高いはだかのどろ柳と、呪文のようなポスタアを貼った広告塔と
踊る地平線:01 踊る地平線 (新字新仮名) / 谷譲次(著)