“わくらば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
病葉90.9%
邂逅6.1%
老葉3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さながら人なき家の如く堅くも表口の障子を閉めてしまった土弓場の軒端のきばには折々時ならぬ病葉わくらば一片ひとひら二片ふたひらひらめき落ちるのが殊更にあわれ深く
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
また、邂逅わくらばに吐息なす心の熱の穂に出でゝ
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
宗祇の依頼に応じて、彼の連歌集なる『老葉わくらば』を清書してやった。