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よすが
ふりがな文庫
“よすが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
便宜
47.6%
便
14.3%
由縁
9.5%
縁
9.5%
因
4.8%
因縁
4.8%
所縁
4.8%
縁因
4.8%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
便宜
(逆引き)
その後ふたたびかの場所へ行ってみると、そこらには草木が一面におい茂っているばかりで、むかしの跡をたずねる
便宜
(
よすが
)
もありませんでした。
中国怪奇小説集:14 剪灯新話(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
よすが(便宜)の例文をもっと
(10作品)
見る
便
(逆引き)
たゞ此の文と直江志津の一刀のみは鐘楼の鐘の下に伏せ置き、後日の
証拠
(
あかし
)
とし、世の疑ひを解かむ
便
(
よすが
)
とせむ
心算
(
つもり
)
なり。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
よすが(便)の例文をもっと
(3作品)
見る
由縁
(逆引き)
が、此の部屋を離れて、いな母を離れて、彼女は一人
何処
(
どこ
)
へ行くところがあろう。たゞ一人、
縋
(
すが
)
り付く
由縁
(
よすが
)
とした母を離れて
何処
(
いずこ
)
へ行くところがあろう。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
よすが(由縁)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
縁
(逆引き)
自分は天の
冥加
(
みょうが
)
に叶って今かく
貴
(
とうと
)
い身にはなったが、氏も素性もないものである、草刈りが成上ったものであるから、
古
(
いにしえ
)
の
鎌子
(
かまこ
)
の
大臣
(
おとど
)
の
御名
(
おんな
)
を
縁
(
よすが
)
にして藤原氏になりたいものだ。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
よすが(縁)の例文をもっと
(2作品)
見る
因
(逆引き)
かく
氣
(
き
)
の
沈
(
しづ
)
んで
居
(
を
)
る
時
(
とき
)
には、
賑
(
にぎ
)
はしき
光景
(
くわうけい
)
にても
眺
(
なが
)
めなば、
幾分
(
いくぶん
)
か
心
(
こゝろ
)
を
慰
(
なぐさ
)
むる
因
(
よすが
)
ともならんと
考
(
かんが
)
へたので、
私
(
わたくし
)
は
兩人
(
ふたり
)
を
引連
(
ひきつ
)
れて、
此時
(
このとき
)
一
番
(
ばん
)
に
賑
(
にぎ
)
はしく
見
(
み
)
えた
船首
(
せんしゆ
)
の
方
(
かた
)
へ
歩
(
ほ
)
を
移
(
うつ
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
よすが(因)の例文をもっと
(1作品)
見る
因縁
(逆引き)
水
(
みづ
)
激
(
たぎ
)
ちけむ
因縁
(
よすが
)
も知らずあしびきの山の奥より石原の見ゆ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
よすが(因縁)の例文をもっと
(1作品)
見る
所縁
(逆引き)
従って進歩の
所縁
(
よすが
)
となるべき関係以外は、全然その存在を認められない。かの
徒
(
いたず
)
らに地上生活を
陰惨
(
いんさん
)
ならしめ、
徒
(
いたず
)
らに魂の発達を阻害する人為的束縛は、肉体の消滅と同時に、跡方もなく断絶する。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
よすが(所縁)の例文をもっと
(1作品)
見る
縁因
(逆引き)
人は大いなる悲嘆に沈む
縁因
(
よすが
)
となり、医し難い後悔に身悶えせねばならぬであらう、それゆゑに、鬱積した長い吐息を噛み殺して鈍く白々と顔を背ける沈黙である。
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
よすが(縁因)の例文をもっと
(1作品)
見る
“よすが”の意味
《名詞》
拠り所。ゆかり。頼り。
頼りとする者。配偶者、親、子など。
手掛かり。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ゆかり
よし
ちなみ
いはれ
いわれ
よつ
ちな
わけ
いん
たより