“やよい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弥生93.8%
三月6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの根津の曙の里の故小野塚鉄斎先生の娘弥生やよいに思われて、嫌ってはすまぬと知りながら、ああしてみずから敗をとって弥生を泣かした。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
熱海の土地は気候が長閑のどかで、寒のうちも、水がぬるみ、池には金魚がひらひらと、弥生やよいの吉野、小春日の初瀬を写すおもかげがある。
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)