“やまあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山間80.0%
山峡10.9%
山合3.6%
山藍3.6%
山谿1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
関興、張苞のふたりは、この山間やまあいに黄忠が追い込まれているのをようやく知って、それを救うべくこれへ急襲して来たのである。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昼も暗い山峡やまあいでは、今が何時頃だか判らぬ。あなたの峰を吹き過ぐる山風が、さながら遠雷のように響いた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「富士と筑波の山合やまあいに、流れも清き隅田川」
本土では既に正藍しょうあいが得難くなってきましたが、この島ではまだ活々と用いられています。種類が違って、広くは「山藍やまあい」の名で呼ばれます。色を出すのが容易で、どの家でもしこむことが出来ます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
一人がけわしい山谿やまあいかける呼吸で松の木に登り、桜の幹にまたがって安房あわ上総かずさを眺めると、片っぽは北辰ほくしん一刀流の構えで、木の根っ子をヤッと割るのである。