“もんやぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紋櫓50.0%
門櫓50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蠣殻町かきがらちょうの中島座、へえそんな芝居がありましたかとばかり、全く過去に葬られたが、同町二丁目の狭い横町、鼠木戸に紋櫓もんやぐら、むろん古風の劇場だが小さいながら茶屋が七、八軒
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)
「矢さけび、ただ事ならじと、身は鎧うた。門をかためよ。門櫓もんやぐらには、あるかぎりの矢を運びおけ。いままいる」
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)