“むらさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
97.0%
紫色1.8%
紫草1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友染いうぜんきれに、白羽二重しろはぶたへうらをかさねて、むらさきひもくちかゞつた、衣絵きぬゑさんが手縫てぬい服紗袋ふくさぶくろつゝんで、そのおくつた、しろかゞや小鍋こなべである。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
折々雲裂けそら破れて紫色むらさきの光まばゆく輝きわたる電魂いなだまの虚空に跳り閃く勢い、見る眼のひとみをも焼かんとす。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
紫草むらさきのにほへるいもを憎くあらば人嬬ひとづまゆゑに吾恋ひめやも
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)