“ほらがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
法螺貝91.7%
4.2%
螺貝4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……突込んで行く軍兵の声、狂奔する馬のいななき、それを押包むような陣鉦じんがね法螺貝ほらがいの音が、伊勢の山野にすさまじく響きわたった。
蒲生鶴千代 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ほらがいは鳴った。高く、低く。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遠州今切の渡し昔は山続きの陸地なりしが百余年ばかり前に山中より螺貝ほらがい夥しく抜け出で海へび入り、跡ことのほか崩れて荒井の浜より一つに海になりたる事