“へいぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
平然71.4%
炳然14.3%
飄然14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艦長松島海軍大佐かんちやうまつしまかいぐんたいさ此時このときちつともさはがず、平然へいぜんとして指揮しきする信號しんがうことば信號兵しんがうへいめいほうじて信號旗しんがうきたかかゝげた。
始めてのぼれるほのほ炳然へいぜんとして四辺あたりを照せり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
変屈者のA老人は唯一人飄然へいぜんと海岸へ来て、旅館ホテルに滞在中、固疾こしつの心臓病が起って危篤に陥った。報知しらせによって倫敦ロンドンから娘が看護に来た。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)