“ぶつばつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仏罰40.0%
佛罰40.0%
仏鉢20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当行学院御院主、昨秋らい関東御巡錫中ごじゅんしゃくちゅうの故を以て、その留守を預かる院代いんだい玄長げんちょうと申す者じゃ。邪魔立て致すとは何を暴言申さるるか、霊地の庭先荒さば仏罰ぶつばつ覿面てきめんに下り申すぞッ
佛の膝に鐵砲を抱かせたのは、せめて佛罰ぶつばつを當てたつもり、本懷をげた上は此の儘長崎に歸つて、逃げも隱れもせずに、年取つた一人の母親につかへるつもり——と書いてあつたのです。
華氏国王、すなわち馬鳴菩薩と、仏鉢ぶつばつと、一の慈心鶏を以て各三億金銭に当て、罽昵吒王に献じた。馬鳴菩薩は智慧殊勝で、仏鉢は如来にょらいが持った霊宝たり。かの鶏は慈心あり。虫の住む水を飲まず。