“ふぐしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
不具者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、したときから、自然しぜんにいじめられてきた山吹やまぶきは、ちょうど、人間にんげんでいえば不具者ふぐしゃのように、なかなかびもしなければ、おおきくもなりませんでした。
親木と若木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それは名誉欲めいよよくつよひとのことです。わたしうえからの命令めいれいで、戦争せんそうにやらされ、まれもつかぬ不具者ふぐしゃとなってかえりました。しかし、自然しぜんは、いつても平和へいわうつくしい。
托児所のある村 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ああそうか、わたしてあおう。」といって、金持かねもちは、玄関げんかんました。すると、不具者ふぐしゃ
船でついた町 (新字新仮名) / 小川未明(著)