“びとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
尾藤40.0%
微東20.0%
美陶20.0%
鼻頭20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信治様、森三左衛門どのの御最期につづいて、青池駿河あおちするがどの、道家どうけ清十郎どの、尾藤びとう源内どの、その他まだ……
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「じゃあ、艇を、ここから東北東微東びとうへ向けて走らせよ。いや、要するに、紀州の南端なんたん潮岬しおのみさきへ向けて見よ」
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
紀州犬としてもすぐれた名犬にちがいなかろう。琥珀色こはくいろにかがやく眼、黒く濡れ光っている鼻頭びとうのほか、全身の毛は雪を思わせる。そして大きなこと、白熊のようなといってもよい。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)