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ひきぐ
ふりがな文庫
“ひきぐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
引具
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引具
(逆引き)
斯うして待っていたのだから、今回尾崎さんが惣領初め技師連中を
引具
(
ひきぐ
)
して山中村へ本検分に来たのは予定の行動だった。卓造君のお父さんはその接待役として召し出された。
村の成功者
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
醤にうまくいいくるめられている王水険大先生は、最高の
善事
(
ぜんじ
)
をするつもりで、醤を
引具
(
ひきぐ
)
し、窓下に
高梯子
(
たかばしご
)
をかけ、それをよじ登って、窓からそっと金博士の様子を
窺
(
うかが
)
ったのである。
戦時旅行鞄:――金博士シリーズ・6――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鮑信は、嫌になって、自分の手勢だけを
引具
(
ひきぐ
)
し、泰山の閑地へ逃避してしまった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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