“ばいたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
売炭50.0%
梅潭50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炭売すみうりのおのが妻こそ黒からめと。吟ぜし秀句ならなくに。黒き小袖に鉢巻や。其の助六がせりふに云う。遠くは八王寺の炭焼。売炭ばいたん歯欠爺はっかけじゝい。近くは山谷さんや梅干婆うめぼしばゝに至る迄。いぬる天保の頃までは。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
明治二十六年十二月に至って枕山の女嘉禰かねが亡父晩年の作を編成し『枕山先生遺稿』と題してこれを剞劂きけつに付した。杉浦梅潭ばいたんの序に
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)