“はなだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハナダ
語句割合
85.7%
7.1%
花田7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空ははなだが淡く透きとおって、底からだんだんと黄味を潮し、赤石はわずかに峯角に際立った残照をとどめて、しらじらと蒼ざめる。
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)
妻はわたしの感じを見抜いてしまっていて、わたしを例によって調子にのっておだてられたのだとはなだだ不きげんなのです。
オカアサン (新字新仮名) / 佐藤春夫(著)
そのうち、一ばん背の高いのは花田はなだ君といって、中学の二年生、あとのふたりはおなじ中学の一年生で、石川いしかわ君と田村たむら君です。
虎の牙 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)