“はっとり”の漢字の書き方と例文
語句割合
服部100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最後に服部はっとりの地下室で又幾つかの買い物をすると夕飯の時刻になったので、ローマイヤアは気が変らないからと、数寄屋橋際すきやばしぎわのニュウグランドへ上ったのは
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
明治以後、氷川明神が服部はっとり坂へ移されてからのお話ですが、小石川の縁日にかむろ蛇の観世物みせものが出ました。
半七捕物帳:55 かむろ蛇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
私はやはり叔母たちから必要なものを与えられず、そのためこの新任の教師の服部はっとり先生から始終絵具や鉛筆を貸してもらっていた。先生はたしかに私をあわれんでいてくれた。