“どぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鈍痴50.0%
鈍遅50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直其足で同じ町のある家が閾またぐや否、厭だ/\、厭だ/\、詰らぬ下らぬ馬鹿〻〻しい、愚図〻〻せずと酒もて来い、蝋燭いぢつて其が食へるか、鈍痴どぢめ肴で酒が飲めるか
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
肝心の時は逃げ出して今頃十兵衞が周囲に蟻のやうにたかつて何の役に立つ、馬鹿ども、此方には亡者が出来かゝつて居るのだ、鈍遅どぢめ、水でも汲んで来て打注ぶつかけて遣れい
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)