“とりつく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トリツク
語句割合
取付33.3%
取附33.3%
勦滅16.7%
取尽16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天井に取付とりつく蠅や冬籠 紫道
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
わざと打解けて、底気味の悪い紳士の胸中を試みようとしたお雪は、取附とりつく島もなくしおれて黙った。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その人々は生計上から狼を勦滅とりつくすを好まぬという。
なんじらの穀物こくもつかるときには汝等なんじらその田野たはた隅々すみずみまでをことごとかるべからずまたなんじ穀物こくもつ遺穂おちぼひろうべからずまたなんじ菓樹園くだものばたけくだもの取尽とりつくすべからずまたなんじ菓樹園くだものばたけおちたるくだもの
聖家族 (新字新仮名) / 小山清(著)