“とても”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
到底91.9%
所詮5.4%
都伝摸2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうもう私の増長したのにはあきれて了った、到底とても私のようなしょうの悪い女は奥様につかえないということを御話しなさいましたのです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
終にはじれ出して、「こんな事ぢや所詮とても駄目だ。下女を一人傭はう、幸ひ先生から話がある。然うすりやお前達はお客さまになつて、三度々々あげ膳で喰はれる。」
茗荷畠 (新字旧仮名) / 真山青果(著)
されば「都伝摸とても年増夷辺伐いえば様」その広夷ひろいに飽き果て散播都天門さわっても呉弩くれぬかこちて自害した。