“つがんこうもく”の漢字の書き方と例文
語句割合
通鑑綱目100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その綱とあるのは朱子の通鑑綱目つがんこうもくで、鑑とあるのは司馬温公の通鑑である。この二書の要領を抜いて、批評を加えたものだから、綱鑑補の名があるのでこれは明の袁了凡えんりょうぼんの著である。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
されば太宰春台だざいしゅんだいが『通鑑綱目つがんこうもく』全篇を通じて朱子の気にかのうた人は一人もないといったごとく、第一儒者が道徳論の振り出しと定めた『春秋』や、『左伝』も、君父をしいしたとか、兄妹密通したの
春秋左伝に通鑑綱目つがんこうもく
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)