“つかはらこさいじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
塚原小才治100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その点、秀吉からゆるされて毎日塚原小才治つかはらこさいじの道場に通っている虎之助が、たれからも嫉視しっしまととされていたのは無理もない。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そうだ、この長浜の城下に、塚原小才治つかはらこさいじという兵学者がおると聞いておる。近日、塚原の道場をたずねて、勉強に通え。精出して、修行しておけ」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
虎之助は、ことし十五、去年から城下の軍学者塚原小才治つかはらこさいじのやしきへ授業にかよっているのである。小才治は同姓塚原土佐守とさのかみという剣人のおいとかいうことだった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)