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ついじ
ふりがな文庫
“ついじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
築地
51.9%
築土
34.6%
築泥
4.9%
築墻
3.7%
土墻
2.5%
磚𤗼
1.2%
築泥塀
1.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
築地
(逆引き)
築地
(
ついじ
)
の
塀
(
へい
)
だけを
白穂色
(
しらほいろ
)
にうかべる橘の
館
(
やかた
)
に、彼女を呼ばう二人の男の声によって、夕雲は
錦
(
にしき
)
のボロのようにさんらんとして沈んで行った。
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
ついじ(築地)の例文をもっと
(42作品)
見る
築土
(逆引き)
そうして、そのあとにはまた、太刀音と矢たけびとが、天をおおう
蝗
(
いなご
)
の羽音のように、
築土
(
ついじ
)
にせかれた
小路
(
こうじ
)
の中で、とめどもなくわき返った。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ついじ(築土)の例文をもっと
(28作品)
見る
築泥
(逆引き)
道の右手には破れかかった
築泥
(
ついじ
)
があった。なかをのぞくと、何かの堂跡でもあるらしく、ただ
八重
(
やえ
)
むぐらが繁っている。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
ついじ(築泥)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
築墻
(逆引き)
「はい。昔の
築墻
(
ついじ
)
でございます。これで千年からたっています」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
ついじ(築墻)の例文をもっと
(3作品)
見る
土墻
(逆引き)
澄みて悲しき笛の
音
(
ね
)
に
土墻
(
ついじ
)
は立ちて反響を伝へ
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
ついじ(土墻)の例文をもっと
(2作品)
見る
磚𤗼
(逆引き)
南無三
(
なむさん
)
してやられしと思ひしかども今更追ふても及びもせずと、雉子を咬へて
磚𤗼
(
ついじ
)
をば、越え行く猫の後姿、打ち見やりつつ
茫然
(
ぼうぜん
)
と、噬み合ふ
嘴
(
くち
)
も
開
(
あ
)
いたままなり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
ついじ(磚𤗼)の例文をもっと
(1作品)
見る
築泥塀
(逆引き)
櫓門のついた
築泥塀
(
ついじ
)
を長々とひきまわし、邸のつくりは本願寺の飛雲閣のをとり、いちばん上を四方窓のついた物見のような閣室にこしらえ、十畳つづきの二間に絵襖をひき
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ついじ(築泥塀)の例文をもっと
(1作品)
見る
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