“ちうじき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
晝食42.9%
昼食35.7%
中食14.3%
晝飯7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
して足早に行過しも可笑をか御嶽みたけ宿しゆくにて晝食ちうじきす此に可兒寺かにでらまた鬼の首塚などありと聞けど足痛ければ素通りときめて車を走らす是より山の頂の大岩道を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
アロナ附近でベツクリンの絵の「死の島」はこれつたのだらうと想はれる湖上の島を眺めなが昼食ちうじきを取つて居ると、同じ卓へむかひ合せに着いた姉妹きやうだいの英国婦人の
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
さきにはかれ中食後ちうじきごは、屹度きつとへやすみからすみへとあるいてかんがへにしづんでゐるのがつねつたが、ごろ中食ちうじきからばんちや時迄ときまでは、長椅子ながいすうへよこになる。と、いつめうな一つ思想しさうむねうかぶ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
小田原をだはらからさきれい人車鐵道じんしやてつだうぼくは一ときはや湯原ゆがはらきたいのできな小田原をだはら半日はんにちおくるほどのたのしみすてて、電車でんしやからりて晝飯ちうじきをはるや人車じんしやつた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)