“だいこん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大根88.1%
蘿蔔7.1%
莱菔4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ありったけの大根だいこんのこらずやってしまったので、馬吉うまきちはあとをもずに、うまの口をぐいぐいっぱって、してこうとしました。
山姥の話 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「取つなげ玉田横野の放れ駒、つゝじの下に馬酔木花さく」と俊頼としよりは詠んだ(『塵添壒嚢抄じんてんあいのうしょう』九、『夫木集抄』三)。紀州で、その葉の煎汁で蘿蔔だいこんの害虫を除く。
卓には麺包パンあり、莱菔だいこんあり。一瓶の酒を置いて、丐兒かたゐあまたさかづきのとりやりす。一人として畸形かたはならぬはなし。いつもの顏色には似もやらねど、知らぬものにはあらず。