“ただいま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
唯今51.5%
只今46.2%
現在1.2%
現今0.6%
目下0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにしろ唯今ただいまのところでは恐怖と戦慄があるばかりで、怖ろしい物が常に自分のうしろに付きまとっているように思われてなりません。
前便に申上候井上の嬢さんに引き合せくれんと、谷田の奥さんが申され候ゆゑ、今日上野へまゐり、只今ただいま帰りてこの手紙をしたため候。
独身 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
現在ただいまもお世話になっております」
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
これが遠国へでもくのかと云うと、僅か百三十里ばかりの処へくにも此の通りでございますが、現今ただいまでは大違いで
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
目下ただいま農商務省の○○課長をいたしておる男で、ご存じでございましょうか、○○と申します人でございまして、千々岩ちぢわさんなどももと世話に——や、千々岩さんと申しますと、誠にお気の毒な
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)