“すいこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
推敲52.5%
遂行40.7%
水光3.4%
推考1.7%
推行1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでもどうしても思わしくない場合にはこれは断念放棄して、さらに第二の予選候補者を取り上げて同様な推敲すいこうに取りかかるのである。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
それを忠実に遂行すいこうするに要する努力の興奮剤としてチューインガムを使用しているとすれば、いくらか尤もらしく思われて来るのである。
チューインガム (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
巒気らんき水光すいこうと変幻する雲、雲、雲。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
日本本州に於けるコロボックルの住居ぢうきよは如何。口碑こうひ遺跡ゐせき共に存せず、固より明言めいげんするの限にあらざれど、常陸風土記所載ひたちふうどきしよさいの一項は稍推考すいこう手掛てがかりとするを得ん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
寺中へ参って、光泰に、出かけるぞと、合図して来い。——兵の分かちよう、道々の推行すいこう(行軍のこと)などは、夕刻下城のせつ、書きものにしたためて、浅野弥兵衛に渡してあるゆえ、浅野弥兵衛について、さしずを
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)