“じょうか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
城下40.9%
浄化31.8%
上下13.6%
上靴4.5%
常花4.5%
条下4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村から城下じょうかへとひろがって、六兵衛は重吉のちょっとしたいたずら半分のはかりごとのために、うらないの大先生になってしまったのです。
とんまの六兵衛 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
憲政擁護けんせいようごと政治浄化じょうかもう運動を展開している最中なので、それから手をひくわけには絶対に行かない。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
上下じょうか三千の部屋からなっていたという、あのべらぼうな規模には比肩ひけんすべくもないけれど、その設計の理智的な複雑さにおいては、むしろジロ娯楽園の迷路に団扇うちわを上げなければならぬであろう。
地獄風景 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
上靴じょうかをつっかけて、彼は、とことこと歩きだしたが、五六歩あるいて、急にはっとした思いいれで、その場に立ちどまり
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかしここにいう Viola mandshurica W. Beck. のスミレは、その常花じょうかの後でく果実のみのっているものを見かけることがある。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
島でなくて埼でも島と云ったことは、伊良虞いらごしま条下じょうかで説明し、また後に出て来る、倭島やまとしまの条下でも明かである。加古は今は加古郡だが、もとは(明治二十二年迄)印南郡であった。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)