“じゅうたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
渋滞46.2%
重態30.8%
紐帯7.7%
縦隊7.7%
集諦7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スラ/\と心持好くはかどって意外の失敗に達するよりも、渋滞じゅうたいの裡に確実な成功の機会が湧いて来れば、その方が新太郎君も本望だろう。
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
ところが、おしおの母親は、十一月の半ばから陽気のせいか、どっと重態じゅうたいになって、娘の精根を尽した介抱も甲斐なく、十日余りも悩みに悩んだあげく、とうとう死んで行った。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
例えば一体的な紐帯じゅうたいというものはなくて、個人的、階級的、宗教的、民族的な分化と対立だけがあるような社会は、このような社会関係に立っているといってよい。
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
かつッと、金属製の靴が鳴ったかと思うと、すぐさま四列縦隊じゅうたいが出来、ついで、この縦隊はすッすッすッと、小きざみな足取あしどりで歩きだした。生きている兵士の二倍ぐらいの速さである。
人造人間の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
苦の原因 次に第二の真理すなわち「集諦じゅうたい」とは、つまり人生の苦は、どこから起こるかというその「原因」をいったものです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)