“しゅぎょうちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
修行中	50.0%
脩行中	50.0%

修行中

岩屋（いわや）の修行中（しゅぎょうちゅう）に誰（だれ）かの臨終（りんじゅう）に出会（であ）ったことがあるか、とのお訊（たず）ねでございますか。——それは何度（なんど）も何度（なんど）もあります。

小桜姫物語：03 小桜姫物語 (新字新仮名) ／ 浅野和三郎(著)

岩屋（いわや）の修行中（しゅぎょうちゅう）に私（わたくし）が自分（じぶん）の守護霊（しゅごれい）と初（はじ）めて逢（あ）ったお話（はなし）を申上（もうしあ）げたばかりに、ツイ斯（こ）んな長談議（ながだんぎ）を致（いた）して了（しま）いました。

小桜姫物語：03 小桜姫物語 (新字新仮名) ／ 浅野和三郎(著)

お爺（じい）さま、それは飛（と）んでもないことでございます。私（わたくし）などはまだ修行中（しゅぎょうちゅう）の身（み）、力量（ちから）といい、又（また）行状（おこない）といい、とてもそんな資格（しかく）のあろう筈（はず）がございませぬ。

小桜姫物語：03 小桜姫物語 (新字新仮名) ／ 浅野和三郎(著)

脩行中

砂の中へ顔の滅込（めりこ）むようにして、上から與右衞門が乗掛って、砂で息を窒（と）めて殺したと云うが本説だと申す事、また祐天和尚（ゆうてんおしょう）が其の頃脩行中（しゅぎょうちゅう）の事でございますから、頼まれて

真景累ヶ淵 (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)