“しゅうぼく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
主僕33.3%
輯睦33.3%
醜墨33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
共にしたとはいうけれど、譬えば一家の主僕しゅうぼくがその家を、輿こしを、犬を、三の食事を、むちを共にしていると変った事はない。一人のためにはその家は喜見城きけんじょうで、一人のためには牢獄ろうごくだ。
彼の一家、友交輯睦しゅうぼく、忠誠にして勤克。その父もしくは叔父の如き、公衙こうがより帰れば、ただちにはかまを脱して、田圃でんぽ耕耨こうどうす。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
「国を売って敵へ走った忘恩の徒が、何の面目あって、わしにこの醜墨しゅうぼくをみずから示すか」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)