“しゃぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
78.6%
14.3%
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人目を避けて、うずくまって、しらみひねるか、かさくか、弁当を使うとも、掃溜はきだめを探した干魚ほしうおの骨をしゃぶるに過ぎまい。乞食のように薄汚い。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しゃぶり䑛ってぽいと吐き出すというつれない仕方、世が世であれば、帽子掛けへ猫つるしにつるすとか、どこか固いところをコツンと一つやるとか、コン吉はそれくらいに思ってじりじりするのだが
小「何も食べません、何をやっても勿体ない/\と云って何も食べません塩物をやったがそれも食べません、お香物こう/\しゃぶって御膳ごぜんを食べて、一番しまいに香物をガリ/\と食べました」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)