“しきのみこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
志貴皇子50.0%
芝基皇子50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
志貴皇子しきのみこの御歌である。皇子は天智天皇第四皇子、持統天皇(天智天皇第二皇女)の御弟、光仁天皇の御父という御関係になる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
長皇子ながのみこ(天武天皇第四皇子)が志貴皇子しきのみこ(天智天皇第四皇子)と佐紀さき宮に於て宴せられた時の御歌である。御二人は従兄弟いとこの関係になっている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
湯原王ゆはらのおおきみが吉野で作られた御歌である。湯原王の事はつまびらかでないが、志貴皇子しきのみこの第二子で光仁天皇の御兄弟であろう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
乙酉きのととり、天皇皇后及び草壁皇子尊くさかべのみこのみこと大津皇子おほつのみこ高市皇子たけちのみこ河島皇子かはしまのみこ忍壁皇子おさかべのみこ芝基皇子しきのみこみことのりしてのたまはく、れ今日なんぢ等とともおほばちかひて、千歳の後に事無からむとほりす。奈之何いかに
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)