“しうざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
羞慚50.0%
羞慙50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我に氣力をして善良の人たることを得しめよ、我をして些の羞慚しうざんの心なく、彼尼院中なるフラミニアを懷ふことを得しめよ。
今までヱネチアへ、ヱネチアへと呼びし意欲は俄にあとをさめて、一種の言ふべからざる羞慚しうざんの情生じ、人の汝は何故に復た來れると問はゞ、辭の答ふべきなからんと氣遣ふやうになりぬ。
かくはかなき身と生れても、流石さすがよそほひ飾る心をば持ちたるにや、髮平かに結ひ上げて、一束の菫花すみれを揷せるが、額の上に垂れ掛れり。われそのかたちを窺ふに、羞慙しうざんあり、慧巧けいかうあり。